額縁の歴史の中で、さまざまな技術や知識が今日までに受け継がれています。しかし業界知識が集約されていないために、業界はインテリアエレメント産業およ び一般生活者(消費者)にアプローチする力が弱く、されにくい状態であることがひとつの原因であると考えられます。
このような背景から発足した「フレーマー資格制度」は、長い歴史を経て額縁業界の中で培われてきた知識を、業界の人々が共有しそれを基礎として今日の居住 空間を快適に彩るひとつのインテリアとして、額縁の導入をより適切に提案し助言できる人材の育成を目標としています。
1990年(平成2年)に発足した「フレーマー資格制度」は、今日までに2000名以上が受講し、大勢の「フレーマー」が活躍しています。
年に一度行われる通信教育講座を受講し、所定のテストに合格した受講者にはその「証」を授与。お店の信頼と品位を高め、延いては業界の活性化をはかります。
受講期間
毎年6月中旬より9月末(テスト返送締切)まで
資格を認定する目的
科目内容
額縁業者としての基礎知識及び技術知識(テキストは2冊)
受講資格
当連合会会員店で額縁や額装関係に従事している人たちが受講資格を有する。
認定証書
試験に合格した受講者個人に、全国額縁組合連合会会長より認定証を授与する。
資格有効期限
フレーマーの資格は取得より5年とする。
尚、資格更新期限内に更新することで、資格を継続することが出来るとする。